お盆が近づいてきました。帰省や旅行を前に、車内クリーニングを考える方も増える時期です。実家に帰る、旅行に出かける、久しぶりに友人を乗せる。
この時期は、普段はひとりで乗っている車に「人を乗せる」機会が一気に増えます。
お盆前の車は「人を乗せる車」
普段の運転では、ドライバーは自分の目線からしか車内を見ていません。ところが助手席や後部座席に座ると、見える景色がまったく変わります。
とくに人の目につきやすいのは、次の3か所です。
・ダッシュボードの上のホコリ
・ドアの内側、取っ手まわりの手垢
・足元のマットの砂や小石
そのため、どれも運転席からは見えにくく、そのまま汚れが残っていることが多いんです。
洗車より先に、車内クリーニングから手をつける
外装をピカピカにしても、ドアを開けた中がホコリっぽいと印象は台無しになります。逆に、外装が多少くたびれていても、車内が清潔だと「大事に乗っている車だな」と伝わります。
そのため、時間が限られているなら、優先すべきは車内です。
車内クリーニングは順番を間違えると二度手間になる
そこで、ここが一番お伝えしたいところです。車内清掃には、守ったほうがいい順番があります。

1.荷物とゴミをすべて出す
シートの下、ドアポケット、シートの隙間まで。ここを飛ばすと、あとから出てきて作業をやり直すことになります。
2.フロアマットを外す
車内から出して、別で洗います。先に外しておくと、床に落とした汚れがマットに乗りません。
3.上から下へ乾いた汚れを落とす
天井 → ダッシュボード → シート → 床の順です。逆にやると、上から落ちてきたホコリで、掃除したはずの床がまた汚れます。
4.掃除機をかける
落としきった汚れを、まとめて吸い取ります。

5.内装とガラスを拭き上げる
ガラスは最後です。先に拭くと、内装作業中の指紋や飛沫でまた汚れます。
6.消臭して、乾いたマットを戻す
マットが湿ったまま戻すと、そこからニオイの原因になります。
順番を守るだけで、同じ作業量でも仕上がりがまったく違ってきます。
見落としやすい『よく触れる場所』
見落とされやすいのが、毎日触っているのに掃除されていない場所です。
・ステアリング
・シフトノブ
・ドアの取っ手
・シートベルトのベルト部分
どれも手の脂がつき続けている場所です。夏場は汗も加わるので、実際に触るとベタつきを感じることがあります。

エアコンの吹き出し口も同じです。ルーバーの隙間にホコリが溜まっていると、エアコンを入れたときに車内へ舞い上がります。細めのブラシで掻き出してから拭くと、見た目もニオイも変わります。
車内クリーニング|自分でやる場合とプロに任せる場合
たとえば、夏場に多いご相談のひとつが、車内のニオイです。
原因はだいたい決まっていて、シートやカーペットの繊維に染み込んだ汗やこぼした飲み物、エアコン内部の湿気によるカビや雑菌などです。表面を拭くだけでは、繊維の奥やエアコン内部に残った原因までは取り除けません。
車のエアコンから発生するニオイの原因については、JAFでも詳しく解説されています。

自分でやる場合と、プロに任せる場合の線引き
車内クリーニングは、自分でできる範囲とプロに任せたほうがいい範囲を分けて考えることも大切です。
日常的な汚れであれば、ご自分でできる作業もあります。目安としては、こんな線引きです。
自分でできること
・ゴミ出し、掃除機がけ
・ダッシュボードやドアの拭き上げ
・マットの水洗い
プロに任せたほうがいいこと
・シートやカーペットに染み込んだシミ
・繊維の奥に残ったニオイ
・エアコン内部からくるニオイ
・内装の傷みが気になる箇所
まとめ
お盆前の
は、順番さえ押さえれば、思っているより手早く終わります。
・荷物とゴミを出す
・マットを外す
・上から下へ
・掃除機
・拭き上げ(ガラスは最後)
・消臭してマットを戻す
まずはこの流れで試してみてください。そのうえで「ニオイが取れない」「シミが残る」というところが出てきたら、そこがプロの出番です。
